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 2008年3月15日 修理

 我が家のパナソニックDIGA DMR-E80Hの調子が悪いことは、「いらっしゃい、BW800」で書いた。今日、修理マンが来てくれた。

 不具合の状況は電話で説明しておいたから、彼はその修理のためだけに来た。DVDドライブの全取っ替え、である。修理は20分足らずで終わった。ハードディスクに採り貯めた映画をDVD-Rにダビングしてみると、正常に作業が進んだ。とりあえず、めでたし、めでたしである。
 その上、修理代金は無料だった。なんでも、昨年の秋にも同じ箇所を修理していたらしい。松下の記録に残っていたのである。いくらなんでも、1年足らずで同じところが故障したのでは松下の良心が痛むということか。それとも、ユーザーの松下離れを防ぐ方策か。
  いずれにしても、修理料金はちゃんと払うつもりだったから、私としてはラッキーである。

 が、まあ、せっかくメーカーの専門家が我が家に来てくれたのだ。この際、聞きたいことは聞いておかなければならない。それが専門家に対する敬意の表し方である。

 「あのー、ご覧の通り、我が家には800本ばかりのデジタルハイビジョンテープがあるのね。ここにあるBW800を買った目的は、こいつらを全部ディスクにすることなんだよ。そちらの方が収納場所が少なくてすむし。ところが、あの不当なコピーワンスが、私の記憶によると、2003年4月の放送分から全部かかっている。おかげでハイビジョンのままディスクに移すことができない。何とかしてもらわないと困るんだけど」

 彼は実に困ったような顔をして、何ともならないと答えた。まあ、そうかも知れない。こちらもダメもとで話している。

 「まあ、技術の発展に伴ってメディアが変わるのは仕方がないと思うよ。でも、それまでのメディアで蓄積したコンテンツを継承できないというのは、実に困るわけ。だって、収納場所は横に置いておくとして、このデジタルテープデッキだって、もう生産はしていないのだし、いつまでも使えるってものではないでしょ? 機械だから必ず壊れるし、修理もできなくなったら、せっかく摂り貯めた映画や音楽が見られなくなるじゃない。ブルーレイだって、ひょっとしたら次の規格に置き換わるかも知れないし、その時どうしたらいいの?」

 私の突っ込みが鋭すぎたのだろうか。彼は、末端にいる自分たちにはどうしようもないと繰り返すばかりである。

 「だからさ、ユーザーにコピーワンスを破るデバイスを与えるのが問題があるというのなら、松下が責任を持って、我が家にあるデジタルテープのコンテンツをブルーレイに置き換えてくれる? でも、そんな要望を持っているのは私だけではないから、メーカーでは対応しきれないよね。松下のハイビジョンテープデッキから松下のブルーレイレコーダーにだけはダビングできる、みたいな道具を作ってくれないかなあ。知人から聞いたけど、コピーガードをはずせるチップは数百円らしいじゃない。それさえ提供してもらえれば、コンテンツを移す労力はユーザーが負担するからさあ」

 確かにそうですよね。何らかの対応が必要だとは思いますが、私ら、末端の修理要員では何ともなりませんので。多くのお客様の声が出てくればメーカーとしても対応せざるを得なくなとは思うのですが……。

 いや、我が家に修理に来てくれて、しかも修理代は必要ないといってくれたお兄ちゃんを追及するのは酷であることは、私もよく分かっている。だが、このお兄ちゃんからも、ユーザーの声を上に上げて欲しいではないか。例の

 0120-878-365

 に電話をしても、マニュアル通りの受け答えしかしてくれないお姉ちゃんしか話し相手になってくれないのだから。

 デジタル用のコピーガードキャンセラーが欲しい。アナログ用のコピーガードキャンセラーを作っているメーカーの電話をしたら、

 「私どもも、手が後ろに回ることはしたくありませんから」

 といわれたが、世にニーズがある限り、必ず商品は登場するものだと信じたい。
 甘いかな?

 

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