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 2008年9月12日 緊急事態

 いやはや、困ったことになった。妻が15日月曜日から入院する。静脈瘤の治療である。
 発症はずいぶん前だった。簡単な手術もあると聞き、数年間から治療を勧めていた。やっとその気になったのである。
 それはいいのだが。

 かかりつけの医者の紹介状を持ち、横浜市鶴見区下末吉の済生会横浜市東部病院を訪れたのは昨日のことだ。私は出勤前、車で妻を送り届けた。
 
 昨夕、急に知人と食事をすることになり、自宅に知らせの電話を入れた。電話に出た妻は、私の話を聞くのももどかしげに、電話口で告げた。

 「15日に入院ですから。2週間

 えっ、今日診察に行ったのに、もう15日に入院? それに、週刊誌なんかでは日帰り手術も紹介してあるのに2週間も?

 「だって、先生にそういわれたから。2週間

 今朝詳しく聞いた。
 13日にベッドが空く。だから15日からの入院である。入院後は検査をし、点滴で薬剤を入れ血液を流れやすくする。手術は薬の効き目を見てから、ということらしい。
 治療を勧め続けたのは私である。入院は受け入れる。でも、2週間ねえ……。

 「おい、DVDプレーヤー持っていく?」

 「相部屋だし、家電製品はダメみたいだから」

 「相部屋だって、イヤホンで音を聞けば大丈夫だろう。どうせ本なんか読まないんだし、持ち込んでいいかどうか聞いておけよ。どっちみち車で送るんだから、積んでいけばいいんだよ」

 かくして私は、15日から2週間の独身生活に入る。
 ということは、朝食は自分で用意する。食器は自分で洗う。平日の昼夜は外食だろうが、休日は自分で作る。洗濯もする。そうそう、汚れたシャツはクリーニング店に出し、自分で受け取りに行かねばならない。買い物も私の仕事になる。犬の散歩も、何があろうと私がやるしかない。
 ふーっ。

 「おい、そういえば電気炊飯器を買わないとな」

 ガス炊飯器がしばらく前に壊れたあと、妻はビタクラフトで飯を炊くようになった。これだと、
 はじめチョロチョロ中パッパ ジワジワ時に火をひいて赤子泣くともフタとるなあ〜
 を手作業でやらねばならない。たぶん、私にはその時間がない。炊飯器に任せなければ米の飯が食えなくなる。
 明日、電気炊飯器を買いに行く。

 さらに、保存食を作っておかねばならない。朝食のおかずである。揚げを千切りにして冷凍する。ほうれん草を湯がいて1食分ずつ分け、冷凍する。鰹節と昆布で出しを取り、ペットボトルに入れて冷蔵する……。
 名古屋単身生活(グルメらかす 「第16回 :野菜の手巻き寿司」〜「第34回 :鯛の塩釜」をご参照ください)の再現である。そう、わが「らかす」は、極めて役に立つサイトなのである。
 でも、あのころはいまよりずっと若かったよなあ……。

 さて、私はいかなる独身生活を送るのか。
 恐らく書きつづることになる「独身生活記」は、抱腹絶倒の読み物になるのか、涙なくしては読めない奮戦記になるのか。

 いましばらくお待ち頂きたい。

 

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