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 2009年8月22日 自民党が惨敗するらしい

 といっても、まだ投票はまだ先だから、世論調査の結果である。

 今朝の毎日新聞によると、民主党が320議席を上回り、自民党は100議席を割りそうだとか。まあ、民主党が勝つというより自民党が負ける選挙になるだろうことは、これまでの報道から推測していたが、ここまでの大差が付くのかね。
 なんだか、選挙への関心がしぼみそうな数字ではある。

 しかし、だ。自民党は前回の大勝から一転しての大敗へ。いつの間に、日本の世論の振幅がこんなに大きくなったのか。不安定な社会は決していい社会ではない。いいのかね、これで……。

 で、現在身近である群馬県の世論調査結果を見る。これまで自民党が5つの選挙区で議席を独占していたのに、1区、2区、3区は民主党が勝つらしい。元首相の福田さんが出る4区も、

 「三宅氏と福田氏が互角に戦う」

 とある。調査結果は接戦で優位な差が出なかったのであろう。
 が、だ。私は

 「おやっ?」

 と思った。一方は、仮にも元首相である。なのに、ポッと出の民放記者に過ぎない三宅候補の名前が、どうしてにあるのだろう? 

 解釈は2つしかない。
 調査では、両候補がほぼ同数の支持を集めた。だから、届け出順で三宅候補の名前を前に置いた。
 両候補の支持には差があり、三宅候補がやや多かった。が、統計手法からすれば優位な差ではなかった。従って、「互角」としたが、三宅候補がやや多い支持を集めたことはどこかでさりげなく読者に印象づけたかった。だから、三宅候補の名前を前に持っていった。

 さて、いずれの解釈が正しいか?
 ちなみに、今日の日本経済新聞の世論調査結果では

 「福田が安定した戦い」

 とある。三宅氏が出る幕はないよ、という書き方だ。
 さて、どちらの調査結果が現実を写しているのだろうか?

 にしても、である。
 直前まで知名度ゼロに近かった、さほど美しくも若くもない女性候補に追いかけられる選挙。

 「私は自分自身を客観的に見ることはできるんです。あなたとは違うんです」

 と新聞記者相手に見得を切った福田元首相。いま、彼の目に映っている「自分自身の客観的姿」を聞いてみたいなあ。

 しかし、だ。最近、各紙の世論調査結果を見るたびに思い出す人がいる。小泉元首相である。彼は首相になったとき、

 「自民党をぶっ壊す!」

 と公約した。公約しながら次の郵政選挙では300議席を超す大勝利を収め、自民党は壊れるどころか、史上最強の自民党になった。

 「公約を果たせなかったことぐらいたいしたことではない」

 と堂々とおっしゃる方なので、あの公約も果たしていただけないのかと思ってたら、この世論調査結果。小泉さん、あなたは実に見事に公約を実現されましたね!
 そうか、雄選挙での大勝も、今回の選挙の準備だったのか! あの大勝があって、郵政改革、年金改革、医療改革などができたわけだし、改革ができたから有権者が自民党にそっぽを向いたんだもんね。
 深い。実に深い。政策とは、公約とは、そのようにして実現するものなのですね。

 小泉さん、実に大切なことを学ばせていただきました。ありがとうございます!

 

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