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 2010年4月5日 世界一

 「世界一を目指す理由は何か。2位では駄目なのか」

 政府の事業仕分けで、こんな発言をした連坊参議院議員。一度取り上げたが、へえーっという話が、本日の「TVタックル」で出てきた。

 発言したのは、河野太郎衆院議員(自民党)である。彼の発言によると、

 「同じ質問を、我々は半年前に文科省の役人にしたんです。でも、誰も答えられなかった。半年たって連坊議員が同じ質問をしたら、文科省の役人は相変わらず答えられないだけか、『1分1場でもいいからトップでなければならない』などと訳の分からないことをいった」

 以上は記憶に頼った記述だから、細かい部分には間違いもあるだろう。でも、趣旨はこの通りである。
 おいおい、ホントかよ、という話だ。だって、あの映像が繰り返しテレビで流されて、連坊=いやな女、無知のくせに専門分野に口を出すアホな女、というイメージが定着した。だけど、この河野発言が事実だとすれば、濡れ衣である。アホなのは、文科省の役人ではないか。連坊さんは決して悪くない。

 悪いのは、メディアである。特に、全体の流れを無視し、連坊さん発言の一部だけを意図的にカットして連坊=アホ女、の図式を作り上げたTVの責任は大きい。はっきり言えば、TVは文科省の役人以上のアホである。奴らこそ、事業仕分けの対象にふさわしい。

 ま、その事実を知ったのもTVだったというのは皮肉だが。

 
 そういえば、最近のNHKのニュースが妙に気になる。何となくNHK番組宣伝臭がする。
 例えば、最近坂本龍馬の話題が多い。私は午前7時、午後7時のNHKニュースはほとんど見るが、東京・品川に坂本龍馬像があるというニュースは、同じものを2度見せられた。なんでも、高知・桂浜にあるものの何分の1かのレプリカだそうで、NHKドラマの影響で客が増えているのだという。
 自局の番組が引き起こした社会現象も、まあニュースではあるだろう。だけど、そんなつまらない話を2回も流すか? ちょっと変ではないか? もっと「龍馬伝」を見ろ、ってか?
 同じだな、と思いながら2度も見てしまう方にも問題はあるが。

 そういう目でNHKニュースを見ていると、ディスカバリーで宇宙に飛び出した山崎直子なる女性の取り上げ方にも疑いの目が向く。
 日本人が宇宙に行くことも、日本人の女性が宇宙に行くことも、初めてではない。そもそも、ディスカバリーは日本の技術でできたものではない。
 と考えるとニュースとしての価値はそれほど大きくない。あ、またか、というのはニュースではない。
 なのにNHKさんは、何度もこれを取り上げた。ケネディ宇宙センターと衛星で結んでの生中継を何度も繰り返した。莫大なコストがかかったことだろう。たいして珍しい話でもないのに、そこまで力を入れて取り上げるのは何故か?

 ビールを飲みながら画面を見ていて、ふと思いついた。

 NHK、近々、山崎直子さんの特集番組を放映するのではないか? これは、このニュースは、その特集番組の宣伝ではないのか?

 いまのNHKのニュースの作り方を見ていると、近い将来、NHKは民営化し、コマーシャルが入るのではないかと思う。コマーシャルを入れるには、視聴率が高くなければならない。NHKはいま、視聴者から取る視聴料で経営しながら、やがて訪れる民営化を見据えて、なりふり構わず視聴率の向上に取り組んでいるのではないか?

 まあ、何をやってもいいけどさ、ニュースと思わせて自局の宣伝をするのはいかがかと思うよ。
 「坂の上の雲」「龍馬伝」など、良質なドラマが沢山生まれているだけに、NHKの経営姿勢には疑問を感じてしまうのである。

 そうそう、ついでにいえば、鳴り物入りで始まった「ゲゲゲの女房」、普通すぎて詰まらん。もっとまともなシナリオを書けるライターはいないのかね?
 視聴率の向上には、すぐれたシナリオライターの使用が欠かせないと思うのだが。

 

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