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  2010年8月16日 やっと 

 夏休みが終わった。ほんとに、やっと、である。
 つまり、瑛汰が今日帰った。横浜から昨夕、パパが到着した。迎えに来たのである。
 パパの顔を見るなり、瑛汰は宣言した。

 「瑛汰は今日、パパと寝まーす! ボスと寝るのはいやです!

 瑛汰、そりゃあ、連れないんじゃないの? だって、ついさっきまでボスのケツを追いかけて

 「ボス、ボス」

 といってたのは誰だ?
 夜も昼も、ブスに抱きつきながら眠りの落ちたのは誰だ?
 氷枕を取り替え、濡れタオルを取り替えたのは誰だ?
 だいたい、お前はなあ……。

 という気がなくもないが、しかし、めでたいことである。
 久しぶりにパパの顔を見て、

 「今日もボスと寝る」

 などといわれてしまっては、瑛汰の親子関係を疑うしかない。
 瑛汰、いいパパがいてよかったな!


 というわけで、本日、私の夏休みが終わったのである。思えば、瑛汰の看病に追われた夏休みだった。瑛汰の食欲が戻りかけたのは、やっと昨日の昼から。夜はみんなで「泉新」へ鰻を食べに行ったが、瑛汰の食欲はまだ完全ではなかった。そこそこ食べ始めたのは今朝あたりからか。
 いずれにしても、瑛汰一行が我が家を出た午前10時から、私は再び仕事に戻った。
 最初の仕事は電話である。

 「安堂と申しますが、○○さんはいらっしゃいますでしょうか?」

 「申し訳ありませんが、○○は休みをいただいておりまして、水曜日まで出て参りませんが」


 いや、私が休みを差し上げたわけではない。○○さんが、労働者の正当な権利の行使として休みを取っただけである。である以上、あなたに謝ってもらう必要もない。
 お姉ちゃん、日本語の使い方がおかしいんじゃないの?

 と絡みたくなる気持ちをぐっと抑えた。

 「承知しました。では、水曜日にまた電話をさしあげます」

 休み明けの一発目が空振り。労働意欲がグッと落ちた。こんな日は読書に限る。
 「物部氏の正体」(関裕二著、新潮文庫)をかなり読み進んだ。

 明日は妻を前橋日赤まで連れて行かねばならぬ。
 よし、明後日からが仕事の本番だ! ○○さん、電話で逮捕するぞ!

 ということにしておこう。

 

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