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 2010年11月28日 1%

 驚いたねえ、今日の朝刊。菅直人首相の妄言、いや暴言である。

 お昼に、鳩山前首相と中華料理を食べたそうだ。その席でこうおっしゃったというのである。

 「支持率1%でも辞めない」

 まあ、いった相手が相手である。首相を辞めたときは、

 「首相経験者は国会議員の地位にしがみついてはいけない。次の選挙には出ない」

 ってなことをおっしゃって、

 はちゃめちゃな首相だったが、去り際だけは美しいではないか。
 社長をやり、会長をやり、取締役相談役をやって顧問になって、とにかく、生きている限りは会社にしがみつこうという醜い爺さまたちが多い中、さすがに財閥のお坊ちゃまだ。地位に連綿としないのはさすがである。
 1週間ほど入浴も洗顔も手洗いも我慢して大量に爪の垢を作っていただき、煎じる。それを醜い爺さまたちの歯垢のたまった口をこじ開けて流し込みたい。
 そう思わせた。ところが、時とともに発言が後退、

 「支持者の方々のご意向もある。じっくり話し合わねばならない」

 などといいながら、いまではすっかり国会議員の椅子に座ってご満悦の様子で、再選意欲満々。柄にもなくキングメーカーとして動こうとしてこけたりなさる。
 さすがは宇宙人、という方が昼食懇談の相手である。

 「この人の言語能力なら、多少のことをいってもほとんど理解されないだろうから大丈夫」

 と思って菅首相の口も緩んだのであろうか?

 さて、支持率1%とは、どのような数字か。
 我が国では20歳になると選挙権が与えられ、有権者となる。その数、ざっと1億人強。その1%は100万人である。
 支持率1%でも辞めないということは、100万人の支持があれば、1億人の長として国を運営するということである。あのナチスですらやらなかった暴挙である。

 まだ分かり難いか。

 いま、小学校は1クラス30人から40人程度だろうか。この際、40人としよう。
 菅直人君はいま、このクラスの学級委員長である。ところが、就任直後から委員長にあるまじき言動が目に付き、いまやみんなの嫌われ者だ。

 「あんな奴が委員長では、クラスがまとまらないし、ほかのクラスににらみもきかない。いや、馬鹿にされる一方だ。運動会だって学芸会だってビリになるに決まってる。なんであんな奴にしたんだろう?」

 と、投票では菅君の名前を書いたクラスメートもそっぽを向いてしまった。

 「なあ、学級委員長ってリコールの対象だっけ? リコール制度って、うちの学校にあった?」

 そんな相談をする級友もいる。いま改めて投票すれば、菅直人の名前を書くのは、菅君1人だけである。これをいじめという人もいるが、元はといえば菅君の失政が招いたことだ。いじめと呼ぶのは当たらない。

 さて、この状態でも、菅君の支持率は1%を上回り、2.5%もある。
 支持率が1%に落ちるとは、菅君自身も

 「僕の名前を書いていいのかな? みんなに知れちゃったけど、僕っていい加減な男なんだよね。委員長の器じゃない。やっぱり書いちゃいけないのかな」

 と迷っている状態である。

 菅君、お前、気は確かか? といってくれる友も、首相の座にあるこの方にはいらっしゃらないらしい。

 私は、己の立場によって発言をコロコロ変える人間を信用しない。政治家は、野党でいようと政権与党に入ろうと、同じ論理で言葉を紡ぎ出さねばならない。
 野党にいたころの菅直人は、いまの菅直人首相の一連の言動に、どのような批判の矢を放ったであろうか?

 その場しのぎの言葉しか持たない男には、1日も早く政権の座を去っていただきたい。

 といってもなあ、じゃあ、誰にするっていわれてても……。

 わずか1年でこの体たらく。民主党って何者だ?

 

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