●日誌一覧

シネマらかす

グルメらかす

音らかす

旅らかす

スキーらかす

事件らかす

 2012年1月19日 病院通い

 が相変わらず続く。
 
 腰の病院を変えてほぼ1ヶ月。だから、新薬を飲み始めてほぼ1ヶ月ということになる。最初は1日2回服用だったのが、次に3回になり、現在は1日4回服用する。これが正しい使い方なのだという。
 新しい薬であるだけに医者も神経を使う。まず2回服用で様子を見、3回に増やして副作用を確かめたあと4回にした。なるほど、と思う。

 それはいいのだが、

 「新薬なので、2週間分以上は出せません」

 つまり、2週間に1度は医者に行かねばならない。面倒である。
 
 今週、そろそろ薬が切れかけた。火曜日17日に行こうかと思っていたら、我が妻女殿が

 「風邪の薬が切れるので、医者に連れて行って」

 とおっしゃった。ま、私の薬はまだ切れていない。優先順位からすれば、ここは妻女殿の内科医を先にせざるを得ない。
 というわけで、17日は内科医に妻女殿を送り迎えした。

 18日水曜日、

 「今日で薬が切れる」

 と、私は私の整形外科に車を向けた。午前9時頃到着した。駐車場に車を入れる。ところが、止まっている車は1台もない。

 休診日だった。そうか、水曜日は1日休診か。
 整形外科医とは、意外に優雅な仕事なのかも知れない。
 
 そういえば、年末まで通っていた整形外科医は、ルーマニアが大好きなのだという。いや、ルーマニアという国が好きなのではなく、ルーマニアの女性が好きなのだそうだ。
 ま、私もルーマニアに入ったことがある。首都ブカレストで、道行く女性の美しさに感嘆した記憶もある。だが、この整形外科医、私の上を行く。

 桐生市内にルーマニアパブがあったのだという。いや、いまもあるのだったかな? 行ったことがないから判らないが。
 その店が経営難に陥った。その時、白馬の騎士として登場したのがこのお医者さんである。仲間数人で金を出して経営権を譲り受け、一方で店の常連さんになった。
 それだけなら、それだけの話である。

 「引っ越しの手伝いを頼まれちゃって」

 知り合いが突然切り出したのは、昨秋のことだ。

 「言ってきたのはお医者さんでね。何でも、ルーマニアの女を囲ってたんだよ。それが別れることになった。奥さんの手前もあるから、自分では引っ越しの手伝いに行けない。だから、俺に行ってくれっていうんだよね」

 不届きな、だけど羨ましい医者が桐生にはいるわけだ。

 「どいつだよ。その医者?」

 「いや、誰にも言ってくれるなっていわれてるから、安堂さんにもいえない」

 ま、それはそうであろう。そんなことをペラペラしゃべられたのでは、どこから弾が飛んでくるか判らず、診療などできるはずがない。
 でも、知りたい。

 「教えろよ」

 「ダメです」

 押し問答は、だが私の負けだった。

 だが、悪事千里を走るという。どれほど秘そうと、やがては明らかになるのが秘め事である。まったく別に人間と雑談していて、その、ルーマニア女性を囲っていたのが、私が通っていた整形外科医だと知るのに、1ヶ月もかからなかった。

 えっ、あの太っちょのちんちくりんが、ルーマニアの美女を組み敷いてチョメチョメしていたわけ? 桐生市内で?
 殺してやろうか、あいつ!
 
 あ、だから医者を変えたわけではない。プライベートで何をしようと、求められていることに、プロとしてきちっと職責を果たしていれば、社会人として認める。それは私の主義である。


 話がそれた。元に戻す。
 18日が休診だった。だが、手元の薬は18日分までしかない。今日はどうしても薬を出してもらう必要がある。

 というわけで、2日連続して新里の整形外科医まで車を走らせたのである。医者に会い、処方箋をもらい、リハビリまでこなして帰宅した。

 そうそう、休診だった昨日は、妻殿のために家電量販店に走り、吸入器を買ってきた。約7500円。
 妻殿の咳が止まらない。一昨日行った病院で吸入をしてきたのだと聞いて、購入を決意した。

 「吸入器、買ってこようか」

 最初はそんな打診から始まった。

 「いらない」

 私の提案は拒否するのが妻女殿の趣味である。いつもと同じく、にべもない答えが、いつものように返ってきた。可愛くない女である。それ以上打診しても、同じ答えが返るに決まっている。回数を重ねれば重ねるほど、意固地になって拒否する。

 だが、咳き込んでいる姿を見ると、何とかせねばと思う。とにかく、耳に五月蠅くて仕方がない。であれば、勝手に買って押しつけるしかない。

 あれほど拒否していたのに、押しつけると早速使い始めた。
 まあ、吸入器とは、水をミストにして喉に送り込むだけである。風邪のウイルスは湿気に弱い。空気が乾燥すると風邪の患者が増える理由である。であれば、患部に湿り気を与えればいいではないか? という機器である。即効性があるものではなかろう。

 あれから2日。1日3、4回は吸入しているようである。が、咳はまだ治まらない。幾分少なくなったか、という程度である。
 それでも、体は多少元気になったらしく、家事はこなすようなった。そして、私への悪口も復活しつつある。

 病めば病んだで手間がかかる。元気なればなったで面倒だ。とかく連れ合いとは扱いにくいも。

 皆様はいかが対処されていらっしゃるのであろうか?

 

前の日誌                              next
無断               メール