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 2012年3月8日 ギター肩

 という病名があるのかどうか確かではない。
 だが、このところの右肩の痛みは、そうに違いないと思う。

 右肩が痛むのだ。何もしていなければたいしたことはないが、夜布団に入り、ずれた掛け布団を右手で移動しようとすると、ズキッ、とくる。立ち上がって手を後ろに持ち上げようとすると、右肩全体が鈍い痛みを放つ。

 何故に、私の右肩は痛むのか? いろいろと原因を考えてみた。考えた結果、

 ギター練習以外に原因は見いだせない、との結論に達した。それには訳がある。

 Eric Claptonの名曲、Old Loveアコースティック・バージョンの習得に従事していることは何度か書いた。そのギターソロのパートに、

 「これは常人の技ではない!」

 というしかない早弾きの部分がある。この部分がいまだにマスターできないのだが、だから練習だけは繰り返している。繰り返しながら、ふと気がついたのだ。
 私、この部分を弾くとき、右肩から右手全体に必要以上の力が入っている!
 そう、何故か分からないが、とにかく、この部分に来ると、右肩が固まっているのである。固まれば、当然血の流れが悪くなる。1日の練習でせいぜい20分か30分のことだが、しかし、毎日繰り返していれば、それなりの負荷になる。ために、右肩のどこかに炎症が起きてしまった。
 右肩の痛みの原因は、それ以外に考えられないのである。

 入浴時に、右肩を充分温めるように心がけている。
 ほぼ毎日、入浴後は湿布を貼っている。
 気がついたときは右肩をグルグル回している。
 右手をあえて後ろに挙げ、ストレッチを心がけている。

 だが、痛みは一向に治まらない。

 「なんだけど、どうしたらいい?」

 今日はギター教室の日である。ギターショップの店長、教室の先生に同じ質問をぶつけてみた。

 「ああ、できるだけ力を抜いてプレーするとか」

 それができるぐらいなら、とっくにやっている。

 「そうだよねえ。俺だって、難しいフレーズの時はついつい力が入るもんねえ」

 でも、あんたは右肩が痛いとはいわないジャン。

 「うーん……」

 60の手習いという言葉は美しい。しかし、60の手習いにはこのような副作用が伴う。若いころなら、もう少し短い時間で難しいパートを弾きこなせたかもしれない。いくら右肩に力が入っても、筋肉が叫び声を上げることはなかったかも知れない。
 だが、60歳を過ぎると、このようなことが起きるのである。

 「あー、しばらく練習を休んだらどうですか」

 楽器の練習は、1日休めば3日文後退するという。肩が痛まなくなるまで休んだら、何日分後退することになるのか。

 「せめて、Old Loveの練習だけは、しばらく見合わせるとか」

 もう少しで弾きこなせそうなのである。ここで、練習を休む……。

 さて、どうしよう?


 「『老化』が始まった中国—速すぎた成長の重い『代償』」

 という見出しに釣られて、雑誌「選択」を発注したと書いた。
 それが、来た。読んだ。

 その記事によると、中国では

 ・輸出の55%を担う外資系企業が貿易黒字を膨らませたため、人民元の上昇を受け入れざるを得なくなった。中国の民族産業は、おかげで四苦八苦である。

 ・人件費が高騰した。ために、中国の輸出型産業がベトナム、インドネシアなどに生産拠点を移しており、逆輸入が増えている。

 ・中国政府は財政的な大盤振る舞いができなくなっている。中国企業の設備投資意欲も落ちている。

 ・一人っ子政策のため、高齢化が進んでいる。だが、働けなくなった高齢者への社会保障、医療、介護などに政府は対応できない。加えて。2015年からは生産年齢人口が減り始める。

 てなことが起きている。
 日本も様々な問題を抱えているが、中国も悩みは深いというところか。

 が、日本は、どれほど困っても他の国に迷惑をかける確率はほとんどない。だが、中国は、食い詰める国民が増えれば、すべての原因は日本帝国主義にあるという不満が高まりかねない。国内の不満を、日本への敵愾心を煽ることで覆い隠してきたこれまでの中国政府の政策のつけである。

 これからの日中関係、野田ドジョウ首相では絶対に捌けないゾ! 

 しかし、誰なら捌けるのかなあ……。

 

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