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 2013年1月15日 雪の朝

 昨日は、ほぼ終日雪が舞った。桐生では5、6p積もった程度だが、それでも昨日は終日家を出ず、屋内から雪景色を愛でた。
 別に、雪の中、車をぶつけたり、滑って転んだりするリスクを冒してまで出かけるほどの緊急事はない。人間、あがいても自然には勝てない。適わぬと見たら、すたこらさっさと戦線を閉じるのが賢い。

 それなのに、関東のあちこちで、雪の中を無理に出かけ、車をスリップさせたり、電車が動かず帰宅できなくなったりした、はっきり書けば、馬鹿者がかなりいたらしい。
 奴らがどんな目にあおうと、自ら招いた不幸である。どうでもいいではないか。

 「こんなに雪が降るなんて思わなかったんで」

 
などいう戯言(たわごと)を延々とニュースにするNHKをはじめとしたメディアの連中はいったい何を考えているのか? 

 「身から出た錆」

 と笑っておれば済む話であるのに……。
 それとも、真面目な顔をして世の馬鹿者どもの馬鹿さ加減をテレビの画面に映し出し、みんなして笑おうという魂胆か?


 前回、セコハン首相の経済政策を私は前向きに評価した。
 驚いたことに、評価したのは私だけではなかった。あの、インフレ目標値を掲げよ、という学説を打ち立てたポール・クルーグマン博士も、

 「深く考えてやっているわけではないだろうが、結果的に完全に正しい

 と高く評価したと、今朝の毎日新聞が報じた。ニューヨーク・タイムズ電子版のブログに掲載されたのだという。

 「「安倍(首相)はナショナリストで経済政策への関心は乏しく、それ故に正統派の理論を無視しているのだろう」

 と、やや皮肉なコメントもあったというが、これは安部個人の資質に関する皮肉であり、あるいは、長らくクルーグマン説を否定し続けた正当経済学者への当てこすりであり、セコハン首相が打ち出した経済政策そのものへの批判や懸念ではない。

 毎日新聞の記事、そのあたりを間違えているが、まあ、ほかの新聞では見かけなかった記事である。この際、大目に見ておこう。
 とりあえず、大手新聞が報じる前に、このホームページでアベノミクスをクルーグマンと結びつけて評価した私の見識の高さを買っていただければ幸いである。


 1か月ぶりに床屋に行った。
 終えて帰ろうとすると、理髪師が言った。彼女は、元ミス桐生であるらしい。紹介されてこの店に行き始めた後で知った事実である。

 「安堂さん、今年からうちの店もポイント制を取り入れることにしたんです。このポイントカード、持ってってください。50ポイントたまったら5000円分に使えますから」

 この店、いつも自宅で髭を剃った後で行くので髭剃りはしない。頭髪のカットだけだから、1回3500円である。

 「ということは、50ポイントたまって髪を刈りに来てそのカードを差し出すと、ヘアカットがただで、その上1500円もらえるってこと?」

 「いや、現金には換えられないので、1500円分、フェイスケアとかでサービスします」

 
フェイスケア?

 「あのさ、私の場合、これ以上美しくなったら、身が持たないんだけどね」

 ま、これは、残念ながら、今のところ冗談である。最近、ちっとも見目麗しい女性が寄りつかない。ね、誰か何とかして!

 が、冗談を連発しながらも、どこか覚めて、まっとうに思考を積み重ねるのが私の常である。

 「あのさ、ポイントカードを導入することに、どんなメリットがあるの? ポイントがつくからといって髪を刈りに来るのではなく、髪が伸びて、あなたbのカットの仕方が気に入っているから来るんじゃないの?」

 「それはそうなんですけど、ほら、女の人って、ポイント、好きじゃないですか」

 「あのね、ポイントのメリットって、いまいる客をつなぎ止めることだけだよ。ポイント制にしたからといって新しい客が来るわけではない。それに、ポイント制と入れると、あなたの店の収入はそれだ減るんだよ。それ、考えた?」

 「まあ、そうかもしれませんが」


 そして、その瞬間、私は考えた。

 「ポイント制を入れるのなら、こうしな。50ポイントで、あなたたと1回だけデートできる。100ポイントたまったら、あなたが1日だけその客の奴隷になる。そうしたら、いまは俺、月1回しか来ないけど、あなたを奴隷にできる日を夢見て10日に1回来るぜ」

 なにしろ、彼女は元ミス桐生なのだ。数え切れないくらいの「元」らしいが……。でも、その程度の商品価値が残っていてもいいだろう?
 残念ながら、亭主持ちではあるが。

 さて、私の提案が受け入れられるのかどうか。判明するのは2月の中旬、次に髪を刈りにいく機会である。

 

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