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 2013年6月24日 都議選

 多くの新聞によると、自民、公明が圧勝した東京都議選を受けて、自民党は

 「勝って兜の緒を締めよ」

 と引き締めに懸命らしい。
 惨敗した民主党、維新の会は茫然自失らしく、党首の責任を問うとか問わないとか、いや、本番は参院選だと叫んだとか、大変らしい。紙面はそんな話で持ちきりである。

 だけどさ、そんなこと、新聞なんて読まなくたって、ちっとばかり想像力を働かせれば分かることじゃない? 毎月4000円近いお金を払って新聞を読む意味ってあるのかね?
 そんな嫌みの一つ二つはいってみたくなる新聞の体たらくである。

 いや、毎日新聞だけはアプローチを変えてきた。
 なんでも、選挙前は第1党だった民主が惨敗して第4党に転落した原因は、選挙戦術の拙さにあったということだ。なにしろ、得票率は自民党に次ぐ第2位で、次点で落選した現職が17人もいた。支持率退潮を見極め、もう少しうまく戦術を組めば、第1党の座は自民党に譲ったかも知れないが、第2党には止まることができたのだ。民主党選対よ、大いに反省しなさい!
 てなことを言いたいらしい。

 しかし、マスコミに救う連中は、みんなしてド近眼ばかりなのか? どうしてそんなに近くばかり見る? 現状レポートしか書けない多くの新聞は論外であり、変わっているかに見える毎日新聞だって、得票率で選挙結果を分析してみせる手法は、すでに手垢がつくほど使われ尽くしたものだ。
 マスメディアのノータリンぶりは、すでに極まったと見える。

 今回の選挙で見るべきは、投票率である。43.50%。つまり、投票所に足を向けた有権者は、2人に1人もいないのである。前回は54.49%だった。有権者数は1070万人ほどだから、投票したのは465万人。つまり、4年前に投票した人のうち、100万人を超す人々が今回は自宅で寝ていた

 「けっ、こんなばかばかしい選挙に行けるか!」

 そんな声が聞こえてきそうな気がする。

 だから、新たに選ばれた127人は、都民の代表ではない。彼らは、都民の43.5%を代表するに過ぎない。そんな方々がこれから4年間、我らが首都、東京の都民をあたかも代表しているような顔をし続ける。それって、おかしくないか? 有権者の半数からしか信任されなかった連中に、どうして代表面ができるのか?

 今回の選挙で、最も分析されなければならないのは、投票所に足を運ばない有権者が何故急増したのかである。
 突然、怠惰な有権者が増えたのか。
 あるいは、有権者に投票所まで足を運ばせるほどの魅力を持つ政党と候補者が払底してきたのか。

 そして、5分の2の有権者しか投票所に足を運ばない選挙にしか基礎をもてない政治が次のテーマであるべきだ。我々が採用する間接民主主義という政治のあり方は、有権者が公正な選挙で自分たちの代表を選ぶことでなり立つものだ。いや、今回の選挙が公正に行われなかったといいたいのではない。公正に行われたとしても、半数に満たない有権者しか参加しなかった選挙で、本当に有権者の代表が選ばれたといえるのか?

 だから今の政治家はだめだと短絡的にいいたいのでもない。今の世の中は複雑である。政治家を生業としていらっしゃる方々の粉骨砕身の努力をもってしても、政治と世の中の幸せな関係はもう築けないのではないか。そんな気がして仕方がないのである。選挙に基礎を置いた民主主義という政治の仕組みがうまく働くなった時代に、我々は入ってしまったのではないのだろうか。

 ウインストン・チャーチル卿はいったそうだ。

 「民主主義は最悪の政治形態であると言える。ただし、これまで試されてきたすべての政治制度を除けばだが」

 最悪の政治形態が、実は有権者からも見放されている。次の参議院選挙の投票率は何処まで下がるのだろう。とすれば、我々は、最悪より少しはましな政治形態を模索し始めなければならないのではないか?
 ノーテンキな民主主義礼賛ばかり目にしていると、そんな気にもなってしまう私である。


 健康診断に行ってきた。結果、

 身長:181cm

 ありゃ、また縮んだ。40代までは伸びてたのに……。軟骨がまたしてもすり減ったか。腰も痛くなるわけだ。

 体重:81.2kg

 ん? 何で減る? 別にダイエットしてるわけでもなし、酒は飲み続けているし、腰が悪いので散歩も取りやめてエクササイズなんてしてないのに。俺、何か悪い病気?

 

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