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 2015年4月25日 投票

 朝方、佐野のアウトレットまでひとっ走りしてきた。靴を買いにいったのである。

 数日前、Cole Haanからメールが入ったがきっかけである。それによると、Cole Haanのアウトレット全店で割引セールをやるとあった。このメールを見せると40%引き。それだけでなく、対象商品はレジでさらに20%安くするという。

 「合わせると半額以下だぜ。凄い安売りだな」

 と妻女殿にお話ししたのが運の尽きだった。

 「だったら、買いに行きなさい!」

 いや、いまや私が日常的に履く靴は、すべてCole Haanになった、茶が5足、黒が2足。古いものはもう8、9年履いているが、7足あれば、計算上、1週間に1開始か履かない。1年でも50回少々である。確かに古びては来たが、まだまだ充分履ける。

 「んだけど」

 と申し上げたが、妻女殿は一度口にしたらなかなか引っ込められない。

 「古い靴は捨てたいのよね。私も行く」

 逃げ場をなくしたまま、今朝を迎えた。
 6時前に目覚めた。仕方なく、前日録画してあったテレビ番組を編集していると、6時半ごろ妻女殿が2階から降りてこられた。

 「もっと寝ていていいぞ」

 親切心でいうのだが、それが聞き届けられた記憶はない。

 「暑くて寝られない」

 そうかなあ。起きてきてもあくびばかりしてるのに。
 と申し上げてもお聞き届けになることはないので、こういう場合は口をつぐむのが私の対処法である。
 すると、妻女殿はおっしゃった。

 体調が悪いので、私、アウトレットには行かない。だから、行って靴と、薄手のブルゾン(どちらも私のもの)を買ってきて」

 朝からアウトレットまでひとっ走りしたのは、そういう経過があってのことだ。


 午前10時ちょうどに着いた。脇目もふらずにCole Haanのショップに行き、展示品を見る。バーゲンセールの割には、品揃えはちゃんとしている。

 「で、何足買うんだっけ?」

 念のために、妻女殿に電話でお伺いを立てた。茶が2足、黒が1足というご指定だった。計3足。なーに、それでも40%引きの20%引きだ。

 ちゃっちゃっと3足選び、レジに運んだ。値札は3足とも2万円前後。割引がなければ絶対に手を出さない価格帯だが、なにしろ40%引きの20%引きだ。つまり、値札の48%、半値で買えるのである。3足合計で約6万円だから、半額で3万円。消費税は8%だから、2400円。

 「はい、お客様、3万9000円いただきます」

 何? 俺、聞き間違ったか?

 「だって、今日はバーゲンなんだろ? 40%引きの20%引きだろ? だったら、そんな値段になるはずないジャン」

 流石に、だから3足もまとめ買いするのだとは言いそびれたが、それでも鋭く計算間違いを指摘したはずなのに、店員は顔色一つ変えない。

 「はい、店頭においでいただいたお客様は30%引きで、当店からメールを送らせていただいたお客様には40%引きということでやらせてもらってますが、何か?」

 何か、ではないだろ?

 「だって、レジで、そこからさらに20%引くんじゃないの?」

 怪訝な顔をする店員に、受信したメールを見せた。

 「ああ、お客様、これは対象商品に限った取り扱いでございまして、お客様がお選びいただいた3点は、どれも対象商品にはなってございませんので」

 ん? 対象商品限定? そういえば、メールのどこかにそんなこと書いてあったな。かーっ、まずい!
 と頭の中では計算するが、何しろレジに歩いて計算もすんでいるのである。いまさら、

 「だったら2足にするわ」

 とか、

 「対象商品と取り替える。どれが対象商品?」

 などと言い出しにくいのはご理解いただけると思う。
 窮地に陥った私はどうしたか。

 「あ、そうなんだ。対象商品だけね。わかった。じゃあこれで」

 と、内心の動揺を抑えつけてカードを渡した。
 私は、人並み以上の見栄っ張りなのである。

 で、3足の靴を抱えて、次はブルゾンを探しに行った。この頃になるとかなり気温が上がり、シャツに薄手のブルゾンをひっかけただけなのに、汗が噴き出し始めた。やばい、とハンカチを取り出そうとすると、ブルゾンのポケットには存在しない。

 「あちゃー、汗ふきがない」

 仕方なく、シャツの袖で汗をぬぐうという高校生のような行動を取りながら、薄手のブルゾンを探し歩いた。ない、何処にもない。春物というのに、かなり厚めのブルゾンしか置いてないのである。
 4、5店回って断念した。だって、ここに来るのにもブルゾンを羽織っているのである。これ以上、同じような薄手のブルゾンがいるか? しかも、店頭にないのだ。これ以上、何をしろってか?! と心うちで妻女殿に弁解しながら、さっさとアウトレットを引き上げた。だって、もう買うものがないのである。用事がなくなったアウトレットに留まる理由は全くない、

 午前9時半に家を出て、帰り着いたのが11時半。実に時間効率のいい買い物であった。


 で、自宅で昼食、冷やし中華。
 今日は妻女殿が、木乃伊と化した花を使って工作をする教室にお通いの日であった。私の車でお連れするのは当然だが、ついでに、生まれて初めて

 期日前投票

 なるものを体験した。
 期日前であろうと、投票日であろうと、投票することに変わりはない。なのに、今日は投票前に書類に記入させられた。住所、氏名、期日前投票をする理由。
 本人確認のためのデータならともかく、期日前投票の理由?

 「市役所がそんなことを知ってどうするんだ?」

 とせり上がってきた怒りを抑えて投票。期日前投票の窓口にいる下っ端、アルバイトにくってかかっても

 「そういうことになっておりますので」

 と慇懃に、嫌な目で答えられるに決まっている。その目を見れば、怒りが倍加するではないか。

 で、2人して期日前投票。
 をするぐらい、今回の市長選は競り合っている模様である。

 明日は投開票日。
 次の市長になるのは現職か、それとも新人か。
 ま、どちらになっても、私がいい思いをできるわけではないけどね。

 あなた、明日は投票に行きますか?
 あんなもの、関心がなければ、言っても行かなくても、どちらでもいいですよ。私の場合は、○○市(○○は、横車を押している企業の名前)桐生区になるのを避けたいだけである。
 田舎企業に牛耳られるなよ、桐生市民!



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