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 2016年4月9日 一難去って

 前回の続きである。いや、今回が前回の続きであるのは当然で、ここでの意味は、前回の内容を受け継いで書くという意味である。

 解決した。
 DVDの中身の圧縮に成功した。それも思わぬ方法で、まったく無料で、である。喜ばしいこと、この上ない。

 前回報告したように、MacWindows用のDVD Shrinkを動かす方法は、早々と断念した。障害を乗り越えられなかったためだ。
 残されたのは、Toast Titaniumの圧縮機能の活用である。だが、いまいち使い方がわからぬ。ネットで調べても、例えば

 こんなの

 とか

 こんなの

 が出て来るばかりで、隔靴掻痒だ。いずれにしても

 Fit-to-DVDビデオ圧縮、という機能を使うようなのだが、そんな機能、いったい何処にあるのか? そして、どう使えばいいのか?

 ソフトにくっついているヘルプ機能を使い、「Fit-to-DVDビデオ圧縮」をキーワードに検索した。おお、これはまた、典型的な翻訳文、悪文が出てきた。

 既存のDVD-Video VIDEO_TSフォルダからDVDを作成し、DVDドライブ、およびDVD再生ソフトウェアを搭載したMacintoshまたはWindowsのセットトップDVDプレーヤーで再生することができます。
 一部のVIDEO_TSフォルダは大きすぎるため、標準的な記録容量4.7GBDVDに書き込む必要が生じる場合があります。Toastはこのビデオを圧縮して、標準DVDに書き込むことができますかが、レコーダかデュアルレイヤの書き込み可能なDVDをサポートする場合は、このフォルダからデュアルレイヤDVDビデオを作成できます。
 Toastでは、以下の2種類のフォーマットオプションを用意していま す。「Video_TS 」フォルダを選択し、別のディスクに各Video_TSフォルダを書き込みます。複数のVideo_TSフォルダを 1 枚のディスクに書き込む場合は 「VIDEO_TSコンピレーション」を選択します。この トピックでは、Video_TSフォルダフォーマットについて説明します。 ビデオコンピレーションの作成については、124ページのVIDEO_TSコンピレーションの作成を参照してください。

 VIDEO_TSフォルダからDVDを作成するには:
 1 アシスタントまたはToastのメインウインドウで、「ビデオ」を クリックします。
 2 アシスタントで「VIDEO_TSフォルダ」をダブルクリックします。Toastのメインウインドウのフォーマット選択メニューから 「VIDEO_TSフォルダ」を選択します。
 3 必要であれば 「オプション」ボタンをクリックし、オプションのディスク設定を表示します。
 ■Fit-to-DVDTMビデオ圧縮を使用する:Fit-to-DVDは、ビデオを自動的に圧縮し、標準4.7GBの書き込みが可能なDVDに書き込みを行います。圧縮をすることで、ビデオの品質が若干低下する可能性がありますが、オーディオの品質は 変わりません。

 

 いかがであろう? いったい何をどのようにせよというのか。一読でご理解されたあなたは天才である。普通は、目の前に具体例をおかずに解説文を読んでもわかるものではない。そして、これほどの悪文となると、私のように目の前にToastを見ながら読んでもちんぷんかんぷんなのであった。
 だが、この山を越えねば目的地にたどり着くことはできない。このわかりにくさの極みにある日本語らしきものと格闘すること、およそ2時間、数枚のDVDディスクを無駄にしながら、やっと使えるようになったのは一昨日であった。

 その日の仕事はどうしたのか、って? そのあたりは無視して読み進めていただきたい。

 で、たどり着いた結論は、保存用の1枚だけは、普通の2倍の時間の映像を、劣化させることなく書き込むことができるるDL(ダブル・レイヤー)のディスクを使う。このディスクがブルーレイディスク以上に高価なのが問題の始まりだったが、新しく100枚を買い足したあとでもあり、何か事故が起きた際には、同じ品質でディスクを作り直すために必要だと考えた。
 これの作業にはToast7を使う。

 加えて、瑛汰、啓樹に与えるのはToast11でつくる。こいつには、悪戦苦闘して使い方を習得したFit-to-DVDビデオ圧縮機能がついているからである。
 なお、この2つのアプリケーションは、いずれもパソコン用ディスクドライブに付録としてついてきたものである。

 使ってみて納得した。
 このFit-to-DVDビデオ圧縮、まず映像の中身を圧縮し、それからディスクの作成に取りかかる。作るディスクの枚数は指定することができるので、何枚つくろうと、圧縮するのは1度だけ。その分時間を節約できる。

 と、課題はとりあえず解決し、全14枚の「龍馬伝」はいま、14枚目を作成中である。つまり、作業はそれなりに順調に進展しているのだが、困ったことに、かなりの時間がかかる。

 まず、DLでつくる。目分量で30分ほどかかる。次に圧縮してつくる。圧縮に約20分、ディスクの作成に1枚約20分という具合なので、とにかく全部で1時間半はゆうにかかる。14枚のディスクを揃えるには、1時間半×14で21時間、つまりまる1日近くかかるのだ。

 ために、作業は遅々としてはかどらない。「龍馬伝」の作業が終わっても、瑛汰、啓樹のリクエストは

 ・風林火山  
 ・徳川慶喜
 ・秀吉
 ・信長
 ・武田信玄
 ・徳川家康
 ・国盗り物語
 ・義経


 と山積み状態なのだ。リッピング作業を加えれば、一睡もせずに作業しても10日以上は要するであろう……。一難去って、の心境である。

 ああ、私は、何と世に得難き祖父であることか。我ながら感心することしきりである。


 カメラを買い換えた。
 これまでNIKON D90を7年使ってきた。しかし、ここに来て、より素早い連写機能と、ハイビジョン画質での動画撮影機能がほしくなった。D90では、連写は秒間3枚、動画撮影は昔のテレビ並みでしかできない。

 そこで、まず考えたのがD7200である。D90の後継機種で、連写も早くなり、ハイビジョン動画も撮れる。レンズ付きで12万円弱。まあ、何とかなる。

 買い物の楽しみは、事前にあれこれ検討することだ。あれとこれとの機能を比べ、価格を比較し、財布と相談しながら自分に相応しい1台を決める。

 で、ネットであれこれ調べた。D7200は評価の高い機種である。ほとんどこれに決めかけたとき、桐生市のO氏と雑談した。

 「そう、俺も買い換えたいなと思ってるんだよね」

 そういうO氏も私と同じD90の所有者である。

 「でも、D7200ってDXなんだよね。それで迷ってるんさ」

 ん? DX? 何それ?

 「えっ、知らないの? レンズから入ってきた光を電気信号に替える分を撮像素子っていうんだけど、それがフルサイズじゃないんだよね。つまり小さいの。だからフルサイズのFXに比べると、どうしても画質が劣るんだよね。もっとも、俺たちのレベルじゃ関係ないかも知れないけど」

 はあ? デジカメって、そんなところも見なきゃいけないの? 画質って、画素数だけで決まるんじゃないの?

 新しく身につけた知識も使いながら、改めてネットで調べた。なるほど、確かにそうらしい。D7200DXフォーマットで、その上にFXフォーマットのカメラがある。しかも、レビューを見ていると、画質が相当に違うらしい。DXFXの3分の2程度の面積しかないというから、そりゃああり得るわな。
 迷った。
 迷って、こう考えた。

 「ふむ、今回カメラを買うとなると、恐らく、私が手にする最後のカメラになろう。であれば、手に入る最高のものを買った方がいいのではないか?」

 こうして選んだのがD750である。無論、この上にも高級機種はたくさんあり、高いのは、レンズが着かないボディだけで50万円以上するのもある。だから、これはフルサイズ機の入門編である。
 入門機ではあるが、高い。レンズ付きで比べると、D7200より10万円は高い。価格コムで見た最安値は23万円を超えていた。

 が、方向は決めたのだ。とすると、あとは価格だけの問題である。
 この機種、どの当たりが底値なのだろう? 過去の価格推移を見てみた。おおむね22万5000円当たりが底値であった。

 「よし、22万5000円を切ったら発注しよう」

 一度切った。

 「来た来た。そろそろ注文するか?」

 と思っていたら、翌日には再び23万円を超した。それからまたジリジリ下がり始め、3日ほど前から22万5000円を割り込んだ。そこで一昨日、最安値、送料も安い店に発注、昨日手元に届いた。
 レンズを傷から守るレンズフード、予備のバッテリーなど付属品は、別途amazonに注文した。

 第一印象は、重さである。24—120のレンズがとにかく太く、重い
 充電して撮ってみた。いやあ、綺麗だ。暗い場所でフラッシュを使わないのに、

 「こんなに明るかったっけ?」

 というほどよく撮れる
 そのあとの機能はまだ試していない。少しずつ新しいカメラになれようと思っている。

 そして、これまで7年使ったD90は長男のところにもらわれていく。新しい嫁ぎ先でも元気にがんばってくれると期待している。
 
 まあ、あまり絵心のない私である。カメラがよくなっても写真にのめり込むことはあるまい。とは思うが、画質の良さに惚れ込ンじゃったこともあり、

 「ひょっとしたら……」

 の懸念がないわけではない。
 美しいものはより美しく、そうでないものはそれなりに、などと独り言を言いながら、あちこちにレンズを向ける恐れもあるなあ、と心配している私である。



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